● 市民からみた裁判員制度
ファンクラブ会員(自治体職員)
 先ほどまで夫婦で見ていました。NHKの裁判員のドラマ。三浦友和主演。なかなか良かったと思います。

 以下は、ドラマを見終えた後の、法律の素人たる妻から出された質問ないし意見及びそれに対する私の回答です。

質問1 裁判の日に旅行とか結婚式があった場合はどうなるの?
回答 結婚式は、もしかしたら裁判員法16条7号ニの適用があるかもしれないが、旅行はダメだろう。
質問1−2  では、旅行のキャンセル料は誰が支払うの?
回答 さぁ・・・(不勉強のため回答できず)・・・(妻「もっとちゃんと勉強しておいてよ!」と、いきなり怒り出す)タジタジ
質問2 判決を出した後、被害者の遺族などから逆恨みされて、仕返しされない?
回答 可能性はある。法78条で罰則はあると回答すると、「今の警察はちゃんと対処してくれるの?」と追及を受けました。これまた回答できず。
質問3 例えば、親の介護をしている人は裁判員を免除されるらしいけど、ウソをついたらどうなるの?
回答 法81条で罰金刑があると回答すると、「罰金払えばいいだろうと、割り切る人も出てくるのでは?」と反論。回答できず
質問4 裁判員の候補者として裁判所に出頭しなかったら?
回答 法83条で10万円以下の過料となると回答。質問3と同様の反論。
質問5 ドラマの裁判長(中村梅雀さんが演じていました)みたいに、丁寧な応対をする裁判官とは限らないのでは?強引に進めようとする裁判官が多いのでは?
回答 そんな裁判官に対しては、とりあえず、「オマエ、最高裁事務総局に言いつけてやるゾ」と言う予定であると回答

 裁判員になりたくない人が64%という世論調査があるようです。
 しかし、67人に1人の割合で裁判員になるとか。可能性はかなり大きい。
  他人事ではないですね。
(平成17年2月)