● ゴーヤ大作戦の後日談(その2)
2012年2月1日
ムサシ(サポーター)
1 昨年夏に関東地方のある裁判所に出張の仕事ができ,その日の夜は司法修習生時代からの友人である弁護士と約20年振りに再会し,友人の奥さんと3人で酒食を共にした。その際その友人は血糖値が高く,体調不良だと言ったので,肥満体の私が血糖値(だけ)は堂々たる正常値であることを説明し,その理由はゴーヤジュースであるとして,その飲用を勧めた。

2 最近偶然彼に会う機会があった。そしてとても嬉しい後日談を聞いた。彼はその後熱心にゴーヤジュースを飲んでおり,服薬でもうまく調整できなかった血糖値がどんどん改善されて,正常値に近くなり,体調もすっかりよくなったというのである。昨年夏にはもう弁護士を辞めることも考えて,会社の顧問を辞めたりして仕事を減らしていたのであるが,また頑張る気になって,惜しいことをしたというのである。今はまた仕事を増やす努力をしていると話していた。とても嬉しい話である。

3 私もその後も熱心にゴーヤジュースを飲んでおり,血糖値は正常値である。もう1年半を超えて継続しており,多くの友人に教えたり,医師である友人にも勧めた。昨年は,冬はきっとゴーヤを売っていないと考えて,冬に備えて秋に大量に買い溜めをして,所定の大きさに切断して,自宅や事務所の冷凍庫をゴーヤだらけにしたので,きっと事務員も困っていたに違いない。しかし昨年はゴーヤがブームになっていたので,冬でもどの店でもゴーヤを売っていた。沖縄では冬でもゴーヤが収穫できると聞いたような気がする。そこでこの冬は油断して買い溜めをしなかったところ,ゴーヤブームが去ったらしく,入手が困難になってしまった。一時期青くなって後悔もしたが,必死に探し回った成果として,やっとのことで冬でもゴーヤを販売している店を見つけた。一安心したが,どうやら一工夫が必要だということになった。「そこでムサシは考えた」のである。

4 私は,ゴーヤ1本を8等分して,1日1切れ使うので,1本で約1週間分ということになる。そこでゴーヤを4本買ってきて,1回分の大きさに切断したもの1か月分を冷凍保存しておくのであるが,月初めと中頃の月2回,1回に2本ずつ買い足すのである。この作戦は見事に成功している。ゴーヤを売っている店は家族以外には教えないことになっている。

5 私は毎週1回,土曜か日曜の朝,テレビの前にまな板を持ち出して,「ながら族」になって1週間分のゴーヤジュースの材料を作るのが習慣となっている。ゴーヤ8分の1,リンゴ8分の1,バナナ4分の1(バナナは2本使用する)をほどよい大きさに切ってラップに包んで冷凍しておくのである。8回分が製造できることになる。これで毎朝名人芸のごとく自分で短時間でゴーヤジュースを作ることができる。牛乳300CCを使う。コップ2杯になるが,オリーブオイルとゴマオイルを少量加えて,朝食として全部飲む。それにヨーグルト大さじ3杯が朝食である。


(平成24年2月)