第1位 東日本大震災 司法現場にも大きな影響 一部機能停止も(3月)。
第2位 弁護士のゼロワン地域(支部所在203地域で,弁護士が0人か1人の地域)が解消(12月)
第3位 最高裁,裁判員裁判制度が合憲との判断(11月)
第4位 1年を通して刑事再審の動きが続く
第5位 司法修習生,給費制から貸与制へ(11月)
第6位 フロッピー改ざん事件の余波が続く
第7位 検察審査会の議決に関連する動き
第8位 平成21年衆議院議員総選挙について違憲状態(格差2.3倍)との最高裁判決(3月)
第9位 裁判官ネット,シンポジウム3回開催(2月民事,7月刑事,11月退官記念・司法改革)
第10位 最高検が村木元局長(厚生労働省)に謝罪(1月)
番外では,親権停止の(最長2年)の民法改正が国会で可決成立(5月,1年内に施行予定)。最高裁,君が代起立命令に合憲の判決(5月)。B型肝炎訴訟で,国と原告団が和解の基本合意書に調印。菅首相が首相官邸で,原告ら120人に謝罪(6月,救済対象約40万人・和解金総額は5年で1.1兆円・30年で3.2兆円の見通し)。裁判の迅速化に関する検証結果の公表(第4回,7月)。東京高裁,日債銀粉飾決算事件で,元会長ら3人に逆転無罪判決(8月。確定),最高裁,混合診療禁止が合法との判決(10月)。弁護士殺害事件,上告棄却で無期懲役確定(11月,横浜事案)・懲役30年の裁判員裁判(12月,検察控訴,秋田事案),オウム裁判事実上終結(11月,遠藤誠一被告人の上告棄却で。全体で16年経過)。以上のようなニュースがありました。
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