30歳代 男性 大阪府 会社員
近年のIT革命以後どんどん情報化社会も裾野が広がったかのように見えるのですが,実態はバラバラで地域、職業や私生活上の理由で程度差が出来ているのだと思います。
日本の教育改革の一つに中学程度からもっと法律を教えるべきだととか,家庭に1冊六法全書を配るべきだとかある憲法学者は言っていたのですが,法律も執行する側にしか役にたっていないのじゃないか?と時折思う事があります。町を歩いていてスーパーだった場所に破産宣告書の紙がシャッターに貼付けられているのを見ると大学時代明日を夢見て法律を学んだ者としては悲しい感じがします。世の中良い人も悪い人もたくさんいるのだと思うけれど,裁判所の役割はやはりお互いの言い分を出し合える場所だと思うしそうでなければならないと思う。僕はたいして勉強しなかったけれど時折講演や模擬裁判(陪審員制度を含む)などをこれからもしてほしいと思います。つたない文章ですがお許し下さい。
30歳代,男性 東京都
会社員
著書とホームページを拝見した者です。
裁判官が個々に努力しているのは理解できます。ただし厳しい表現にはなりますが、もっと日本の司法制度を変えるために行動すべきです。一般の市民が裁判・裁判官に持っているイメージ・考えはとにかく判決がでるまでが長い。裁判官は社会の動静に疎い。また、事件の性質に合った専門知識を持つ判事がいない。この3点です。
この3つの問題点は何十年かかっても改善されていません。民間企業に勤める者から見ると考えられないことばかりです。とにかくスピードが遅い。時代がどんどん高度化・複雑化しているのに経済をはじめとする専門知識を持ち合せた判事がいない。
裁判官自らが声を出して、法務省・最高裁・政府に改善を求めるべきです。法律は一般市民の為にあるものであって時代に合わない法律・条文は必要ありません。法律の専門家がこのような改善をやらないで誰がやるのですか?
判事の仕事はマニュアル的に判決だけ出せばいいものではありません。今一度、憲法の条文をよく読んでください。公務員は全体の奉仕者なはずてす。国民・市民のために仕事をし法律によって住みよい社会ができているか、政府に対して法の改正を働きかけることも仕事なのです。規制の枠に捕らわれているようではだめなのです。
現在の日本の司法では、刑事・民事の2つに分類されていますが、更に細分化して判事の数を増やすことが裁判の迅速・司法制度をすすめるのには必要だと思います。具体的には医師の専門性にならったやり方が必要ではないのでしょうか?
医師の場合、専門性が細分化されており、内科・外科・心療内科など時代に合わせて更に高度、細分化されています。裁判もこれと同じく民事でも経済担当の事案については、M&Aはこの判事、株式売買・ストックオプションはこの判事、雇用・解雇・賃金の問題はこの判事が担当するといった、専門性を高め細かく分けていくことが必要ではないでしょうか?
そのためにも、一般企業での研修・勉強が大切ですし,経済に限らずすべての分野で必要なことではないでしょうか? これは判事だけではなく、司法修習生にも義務付け成績の悪い者については判事、検事の任官は認めない、弁護士資格も与えないなどの対策が急務だと思います。 このくらい徹底してやらないと日本の司法制度は変わりません。
30歳代 女性 京都府 会社員
過去から現在まで、通算数度HPを訪問させていただいております。情報提供ありがとうございます。
2004年から2005年にかけ、裁判所において裁判傍聴をさせていただいております。
私が訪問させていただいております裁判所は、団体で見学を申し込んでうかがっておりますので、対応してくださいます職員の方も大変丁寧に内応してくださっており、本当に感謝しております。
また、刑事・民事に関係なく、裁判官の方々の法廷での所作・発言など、大変丁寧かつわかりやすく、団体で見学したメンバー一同、感激しておりました。(たくさんの裁判官の方々を見てまいりましたが、みなさん素晴らしかったので、逆にびっくりというのが正直なところです。)
今後は、裁判官合議のみならず、裁判員制度発足により、新たな課題も生じてくるかと思われますが、一般人には、「裁判」ということについて、深く考えさせられる絶好の機会だと思います。
居住地の地方裁判所でお目にかかりました裁判官の方々のような方ばっかりだったら、世の中捨てたものではないと思っております。
これからは、人事異動等の関係が日常業務に上乗せされ大変なシーズンかと存じ上げますが、応援しておりますのでがんばってください。 |