30歳代・男性・会社員・大阪府
こんにちは、裁判員制度も始まりますが,1970年代にアメリカで「評決」という映画が公開されました。年配の方ならもしかしたら観た方もおいでになるかも知れませんが、医療ミスで出産後、植物人間になった女性の訴訟を引き受けることになった落ちぶれ弁護士がその女性の遺族から訴訟を引き受けるものでした。当時の社会風潮から誤治療があっても患者は証拠がなく泣き寝入りしていたようで、その映画の中で主人公は相手の病院の有名法律事務所から多額の現金と良い仕事の斡旋を引き換えに和解を提示してこられます。それでも情熱に火がついて一生懸命、証拠となる資料や当時の看護婦を探します。アメリカは陪審員制度ですから結審に至らしめるのは陪審員です。映画の中で主人公は女性と恋に落ちその女性が相手方の法律事務所に情報を流していたというアクシデントにも合うのですが、最後は証人の看護婦の当時の書き換えられる前のカルテによって裁判は勝訴して主人公は恋の後味の悪さで終わりますが、ぜひ観てほしい1本です。私は、評議員というのは気に入らないのです。市民参加の誘導裁判に等しいからです。
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